小さな写真を沢山使って大きな1枚の写真を作成するというモザイクアートの表現方法やコンセプトは、結婚式で皆に祝福されて1組の夫婦が誕生する結婚式のコンセプトともとてもよくマッチするので、縁起もよく人気があります。

ゲストの写真や新郎新婦の生い立ちを紹介する幼少期の写真を使って大きな一枚のモザイクアートを完成させることができるので、とても感動的な演出が作れますよ。
こちらの記事ではモザイクアートを使って作ることができる結婚式ムービーについて詳しく取り上げています。
この記事に関連するおすすめ記事
モザイクアートを使った結婚式ムービーでゲストも驚く映像演出を作ろう
モザイクアートも結婚式で使われる人気の表現技法です。
モザイクアートを結婚式内のムービーとして使うことももちろん可能なので、結婚式ムービーとしてのモザイクアートを具体的に見ていきましょう。
自分で作れるプロフィールムービー
写真やコメントを差し替えてお好みのBGMを加えるだけで、オリジナルの結婚式ムービーを自作することができます。
モザイクアートとは?
モザイクアートとはどんな芸術表現なのかを先に確認しておきましょう。
結婚式の中で言うモザイクアートというと小さな写真を使って大きな写真を作るという表現として認知されていますが、実際の芸術作品では貝殻やタイルや木片などで絵画表現を作成する事も多く、「小さい何か」は基本的になんでもOKです。
例えば、以下のように小さな写真を組み合わせて大きな1枚のモザイクアートを作ります。
そんなモザイクアートを作ることができる結婚式内のムービーの具体例を見ていきましょう。
モザイクアートを作れる結婚式プロフィールムービー

編集は写真を差し替えるだけなので、誰でも手軽に作れるのが魅力ですね。
モザイクアートを使った落ち着いた雰囲気の結婚式プロフィールムービー

宇宙空間のような空間内でゆったりと生い立ちを紹介する写真を見せることができます。
モザイクアートを使った結婚式オープニングムービー

結婚披露宴の冒頭シーンに入場を演出するムービーとしてモザイクアートを使うことができます。
他にもプロフィールムービーテンプレートを探してみたいという方は以下の記事も参考にしていただくことができます。
モザイクアートを作れるフリーソフト
Window/MacどちらのOS用にもフリーで公開されています。
ひとまず簡単にモザイクアートを作ってみたいという方は、こういったフリーのソフトウェアを活用するのも一つの方法です。
http://www.andreaplanet.com/andreamosaic/
静止した1枚の画像としてウェルカムボードとか、招待状や進行表などの当日披露宴で利用する紙媒体に印刷して使うと良いかもしれませんね。
モザイクアート結婚式プロフィールムービーの作り方
写真を差し替えます
とは言っても最終的に必要となる配色や配置の処理は合成と編集処理によってテンプレート内で自動的に処理されますので、最終的に出来上がるモザイクアートを意識した配色の画像をわざわざ選ぶ必要はありません。

通常の作品と変わらず、生い立ちを紹介する為の写真を自由に選んで差し替えるだけで簡単に自動でモザイクアートを作ることができますよ。
コメントを挿入します
1枚1枚の写真に添えるコメントも、通常の作品と同様にじっくり見せることが出来ます。
モザイクアートの完成
写真の差し替えが全て出来ると、いよいよモザイクアートの完成です。生い立ちを紹介する際に使った写真達を使って、モザイクアートが自動的に生成されます。
映像の締めくくりを演出するようにラスト部分にモザイクアートを持ってきているので、生い立ちを紹介するテンプレートでは二人のアップ、プレゼントや余興系のムービーでは新郎や新婦のアップの画像になるかもしれません。いくつかサンプルをご紹介させていただきます。
顔のアップ
二人
複数人
モザイクアートとなる写真選択のポイント
テンプレート内でモザイクアートの表現を奇麗に作成するためには、以下のポイントに注意が必要です。
おすすめの写真
- 人物がアップで写っている写真
- 色が濃いもの、コントラストがはっきりしている写真
- 背景と人物の色がはっきり分かれている写真
(白い奇麗な壁の前で写っている人物など)
おすすめできない写真
- 人物が遠くて小さい写真
- 人物がたくさん写っている写真
- 色が薄い、はっきりしていない写真
(色を濃く調整しても良いです) - 細かすぎる写真は基本NGです
- 人物の背景にたくさんの色があり、ごちゃごちゃした写真
テンプレート内のモザイクアート表現では、最終的に500枚前後(作品によって異なる)の小さな写真で、大きな一枚の写真を表現します。
デジカメの画素数で言うところの、500画素です。(500万ではなく500画素。)500枚程度の小さな写真で描ける模様の複雑さには限界があるという事ですね。
上記を参考に仕上がりの良い写真を選択されてください。
モザイクアートの質感を調整したい・・・
気に入った写真をラストのモザイクアートに使いたいけど・・・、何だかモザイクアートの完成度がイマイチ・・・という方は写真のコントラストを濃くされると良い結果が得られるかもしれません。
- モザイクアートにしたい写真を選択し
- エフェクト > カラー補正 > トーンカーブを適用します
- S字になるようにカーブを調整すると、コントラストを強めることが出来ます。
コントラストを強めた結果・・・
人物がよりくっきり識別できるようになりました。
コントラストを高めることで逆に見えづらくなる場合もありますので写真に合わせた調整を行われてください。
モザイクアートを生成しているコンポジションを調整(上級者)
モザイクアートの生成はテンプレート内部のコンポジションで行われてます。
もちろん合成の仕組みやAfter Effectsの操作を理解していないとかえって問題になってしまう危険な領域なので、初心者の方は触れず余裕のある上級者の方のみ調整を行っていただければと思います。
モザイクアートを使って結婚式ムービーに驚きの演出を取り入れよう
前述のサンプル画像のように、モザイクアート系のテンプレートでは色んな写真を実際にはめてみると、とても面白いです。

当日の結婚披露宴会場で、ゲストや新郎新婦を紹介する写真が少しずつモザイクアートに変わっていく様子を上映すると、ゲストも「オーっ」と歓声を上げながらムービー上映楽しんでみてくれますよ。
モザイクアートを使って結婚式に驚きの演出を取り入れたいという新郎新婦様は、是非参考にしてみてください。
素敵な結婚式当日をお迎えくださいね。
関連する記事
今月の人気トップ8
今すぐ編集できる結婚式ムービーテンプレート
写真やコメントを差し替えてお好みのBGMを加えれば、オリジナルのプロフィールムービーやオープニングムービー、エンドロールを簡単に自作できます。