結婚式のプロフィールムービーを自分たちで作るという新郎新婦様も最近はとても増えてきています。しかし自分たちで作る場合には特にプロフィールムービー全体の流れや構成部分を考えるのに迷われるという方もとても多くなります。特に新郎様と新婦様の出会いのエピソードを紹介する馴れ初め部分のパートでは、どんなことを紹介すればよいのかなかなかアイデアが思いつかないという方も少なくありません。

このページではそんな新郎と新婦様お二人の馴れ初め部分を紹介するパートを作るときのヒントとなる考え方やポイントについてご紹介しています。

プロフィールムービーの馴れ初め紹介のポイント

プロフィールムービーを作っていく時に内容で迷いがちなポイントの1つが新郎新婦の馴れ初めを紹介する3つめのパート部分です。この馴れ初め紹介パートでは、新郎新婦の出会いや結婚式に至るまでの色々な歩みを紹介するのが一般的ですが、どんな内容の写真を選んだらよいのか、どんなエピソードを含めたらよいのか、色々な点で迷ってしまいますよね。

馴れ初めパートで紹介することが出来るエピソードの内容や例をいくつか見ていきましょう。

馴れ初め紹介も含めつつ、プロフィールムービー全体の構成を改めて確認したいという新郎新婦様は以下の記事で詳しく取り上げられています。

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出会いのきっかけを紹介する

馴れ初めパートではまさしく馴れ初め=恋することになったきっかけ。を紹介してみましょう。

2人が出会ったのはいつ頃でしたでしょうか?どこで?何かをしていた時に?

新郎から声をかけたのか、新婦の側から近づいていったのか?などなどの新郎新婦しか知らない馴れ初めエピソードはゲストも家族も楽しみながら見ることが出来る内容です。もちろん伝えたくない、知られたくないエピソードもあるかと思いますので、話しても良い部分だけをピックアップして要約してゲストに紹介してあげましょう。

出会ったきっかけがゲストにも伝わる写真やコメントを用意してあげるととても伝わりやすくなります。

馴れ初め紹介パートの冒頭の1-3枚程度はこの、出会いのきっかけを紹介することにされる新郎新婦様がとても多いです。

例えば以下のようなエピソード例を参考に考えてみると、自分たちの場合のエピソードもイメージがしやすいかもしれません

  • 仕事の上司と部下という関係性だったのに、さりげない優しさにいつのまにか心惹かれていたエピソード
  • 大学時代の同じサークルで出会い趣味や関心が一致していたというエピソード
  • 小学校からの幼馴染で一度はお互いが好きになるも離れ、大人になってからの同窓会で再度スキになってしまったというエピソード

お互いの第一印象は?

馴れ初めパートを作っていく時に、写真選びやエピソード紹介に悩むようであれば、お互いが相手に対して抱いていた第一印象を紹介してあげるのも良いアイデアです。

お互いの第一印象に関するエピソード紹介では自虐系のコメントも使いながら笑いの雰囲気も作りやすい部分です。お互いの特徴をイジル形でのエピソード紹介でも会場のゲストに楽しんでもらうことが出来ます。

第一印象を紹介するコメント例としては以下のようなものがあります

  • カッコつけているだけのナルシストだと実は思っていました
  • 道端の花に話しかけているちょっと危ない人に見えていました
  • サッカーをしている姿がカッコよくて一目惚れしました
  • かっ、かわいい!すぐに声をかけました

初デートやよく二人で訪れたで思い出の場所

初デートでいった場所について紹介するというのも、馴れ初めパートを構成していく上でとても良いアイデアです。実際によく紹介されています。

初デートだけに限らず、二人が気に入ってなんどの訪れた思い出のある場所なども写真にエピソードを紹介するコメントも添えながら紹介していく事が出来ます。

普段どんな様子でデートを重ねて、お互いに対する想いを深めていったのかが伝わってくるので、デートの思い出に関する紹介というのもゲストは暖かい気持ちで見ることが出来ます。

ケンカした時のエピソードは?

馴れ初め紹介でエピソード探しに迷ったときには、ケンカや仲直りに関するエピソードを紹介するのもアイデアです。

ケンカした時のあまりひどくて暗い話はただの愚痴になってしまうので、ケンカしたというプチイベントの中にある面白エピソードを探して紹介してあげると結婚式の場に合った楽しいものが作れるはずです。

  • ケンカした時彼はいつも家をはだしで出ていってしまう
  • ケンカの後はお花を必ず持ってきてくれる
  • ケンカすると謝るのはいつも彼の方
  • 裸のままベランダに出ていって凍えていた

プロポーズのエピソード

馴れ初め紹介パートで是非とも紹介していただきたい内容は、やはりプロポーズにまつわるエピソードです。

2人がお互いに思いを深めあって、最後どこで結婚することをお互いに約束しあったのか。ゲストの皆も両親なども、興味津々で面白がって聞いてくれる部分です。

どんな場所で?いつ?どんな言葉で?どんな演出で?

プロポーズにまつわる思い出を紹介してあげましょう。ここは人それぞれで本当に面白い部分なので、自分たちの場合のエピソードをそのまま紹介するだけでもとても興味深い内容が作れます。

これからの抱負や目標宣言

結婚するにあたって、これからどんな夫婦になりたいと思っているのか、抱負や目標に関連した言葉を紹介するのも馴れ初めパートを締めくくるときの良いアイデアです。

  • 両親のような夫婦になりたい
  • 笑顔溢れる家庭にしたい
  • いつまでも幸せに暮らしたい
  • 絶対に幸せにすることを約束します

などなど、結婚に際しての決意表明のような言葉をキメの写真と一緒に紹介するというのも、おすすめの構成方法です。馴れ初めパートの締めくくりとしてもそのまま使えるので、最後の方に目標の言葉を持ってくると構成的にも全体を作りやすくなります。

ゲストへの感謝の言葉

ゲストへの感謝の言葉はプロフィールムービーの中のどんなシーンでも使うことが出来ますが、馴れ初めパートの最初や最後の辺りでも使いやすくなっています。

  • 結婚式に参加してくださったことへ感謝
  • お忙しいところ来てくださったことへの感謝
  • 祝福の言葉の数々に対する感謝の言葉
  • 今までの支えに対する感謝

などなど、感謝の言葉を馴れ初めパートに入れ込む形で紹介するのも良い方法です。

新郎新婦のお二人が、ゲストの皆さんに感謝していることが伝わりやすいお辞儀の写真を使ったり、事前に撮影しておいたロケーション撮影の写真や海外結婚式の写真などのキメの写真と合わせて感謝のコメントを表示することも出来ます。

馴れ初めパートで何を紹介するかは基本的に自由です

プロフィールムービーの馴れ初めパート部分では、単純に生い立ちを時系列で紹介する新郎と新婦の生い立ちパートとは異なって、馴れ初め紹介の仕方にもいろいろなパターンがあります。

このページではよく使われる馴れ初めパートの内容についてご紹介させて頂きましたが、この内容をその通り入れ込む必要は全くありません。

馴れ初め紹介パートで使うことが出来る写真の枚数も恐らく10枚から多くても20枚程度で、時間もおよそ2分前後しかありません。
全てをサラッと紹介していくという形も1つではありますが、やはり自分たちらしいエピソード紹介をしていくとプロポーズに特別面白いエピソードがあって枚数を多めにしたり、お互いの印象や出会いの紹介部分を重点的に紹介したかったりで、構成にもばらつきが出てきます。

家族や結納顔合わせなどのエピソードを紹介したいというケースもありますし、内容は本当にバラバラです。

ここでご紹介させて頂いた内容はあくまでも参考例なので、自分たちらしい馴れ初め紹介パートを是非作って頂ければと思います。

馴れ初め紹介パートは、ゲストも楽しんでみてくれる、幸せのおすそ分けみたいな部分なので、是非楽しい気分で恥ずかしい話も盛り込みながらゲストにサービスしてあげてください。

お二人の馴れ初めが伝わって、ゲストもきっと幸せな気分になってくれるはずです。

どうぞ素敵な結婚式をお迎えくださいね。

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