結婚式のプロフィールムービーを上映しない、作らない事にするというカップルの方も実際にしばしばおられます。

ゼクシィでは5組中1組はプロフィールムービーを上映しないというデータも以前掲載されていましたので、意外と上映しないという決断をされる新郎新婦様も多いようです。しかしプロフィールムービーを上映しない場合、結婚するお二人の生い立ちや馴れ初めについてを結婚披露宴の中でどのように紹介したらよいのか、悩まれる方も少なくありません。

遠方から結婚するお二人の為にわざわざ足を運んでくれるゲストの方々に対して自己紹介の挨拶をしないという訳にはいかないとお感じの新郎新婦様も多いはずです。

このページでは結婚式でプロフィールムービーを上映しない場合に、代わりに出来るアイデアについてご紹介しています。

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プロフィールムービーの代わりになるアイデア

プロフィールムービーを使って自己紹介を行うというスタイルは、ここ15年程度で定着したまだ比較的新しい新郎新婦の紹介方法といえるかもしれません。ムービーを誰でも手軽に作ることが出来るようになった最近ではより一層、結婚式の中でムービーを上映することが一般的になってきています。

しかしプロフィールムービーを上映したくないと感じられる新郎新婦様も少なからずおられることも事実です。

幼い頃の写真がないとか、あまり過去の写真を見せたくないなど色々なご事情があって、プロフィールムービーの代わりになる演出を考えておられることが多いようです。

代わりの方法もしっかりあるので、プロフィールムービーを上映しないというスタイルでも大丈夫です。具体的に見ていきましょう。

プロフィールムービーは何のために上映する?

プロフィールムービーを上映しない事にするのであれば、プロフィールムービーが本来なんのために上映されているのかをしっかり整理しておくと良いと思います。

プロフィールムービーは別名「生い立ちムービー」などとも呼ばれるムービーで、新郎新婦の生い立ちについてスライドショーとコメントを用いて紹介するというものです。
目的は新郎と新婦についてゲストに紹介する事です。

結婚式に参加するとは言っても、必ずしもその結婚するお二人の事をよく知っている方々だけが出席するという訳ではありませんよね。遠い親戚であったり、職場のつながりでグループとして呼ばれただけで、実際には新郎新婦とあまりつながりがないというゲストの方も少なくないはずです。

そんな新郎新婦の事をあまり知らないゲストの方々にもお二人の事を分かってもらえる簡単で分かりやすい方法がプロフィールムービーという訳です。

ただ最近はゲストに二人を紹介するという目的よりも、余興の一環としてゲストに楽しんでもらう事や、両親に感謝を伝えるためのムービーとして活用するというケースも増えてきています。

席次表でプロフィール紹介もOK

そんな2人の事を紹介するプロフィールムービーを上映しない場合、代わりになる方法を探してお二人の事をゲストに知ってもらいましょう。

最も手軽にできる方法の1つが、席次表に新郎新婦のお二人のプロフィール情報を掲載するというアイデアです。

これはプロフィールムービーを上映されるカップルであっても、席次表にもプロフィールを掲載されるかたも多く、実際に行われている人気の自己紹介方法です。

席次表に何も要素を配置しない場合には単純に席が記載された紙にしかなりませんが、お二人のプロフィール情報を載せておくことで楽しい冊子として魅力的なものに生まれ変わります。

この席次表にプロフィール情報を載せるケースだと、結婚式の会場にゲストが着席してから結婚式が開始されるまでのあいだに、ゲストが結構見て楽しんでいる様子が多いです。待ち時間に楽しんでもらえるので、メリットが多い紹介方法といえるでしょう。

生い立ち紹介アルバムを回覧したり会場に設置しておく

生い立ちを紹介するアルバムを事前に作っておき、会場のテーブル毎に回覧するというアイデアもあります。

会場のゲストが自由に歓談している時間に各テーブルで好きなように見ることが出来るタイプの紹介方法なので、「余興」として時間を取り分けておく必要がないというのも大きなメリットになります。

結婚式の最後にこの二人を紹介するアルバムをそれぞれの両親にプレゼントとして渡すという演出も出来るので、生い立ち紹介をそのままプレゼントとして活用できるのも人気がある理由といえると思います。

プロフィールムービーを上映しない事にされるカップルの方で、このアルバムスタイルを選択される方も多く結構人気があります。

結婚式を執り行う会場でも何らかのアルバム作成サービスを業務提携している業者があるかもしれませんので、ご興味のある方はプランナーさんに確認してみると良いと思います。

司会者から紹介

プロフィールムービーが浸透する前は司会者が直接お二人の事を紹介するというスタイルが最も一般的でした。

こちらは映像を利用することなく、司会者の方が話す言葉だけで生い立ちや現在の職業などを紹介していくというスタイルです。

写真が用意できない事を理由にプロフィールムービーを上映しない事に決められた新郎新婦様にとっては、この文章と言葉で紹介するというスタイルも1つの選択肢になるかもしれません。

しかしこのスタイルは結構退屈しがちなので、何らかのユーモアを盛り込んでゲストが退屈せずに楽しめる工夫を盛り込んであげると良いと思います。

自分でマイクを持って自己紹介と挨拶

結婚式に参加する人数を絞って、少人数制の結婚式を挙げるという新郎新婦様も最近は増えてきています。

人数が少な目で、本当に親しい友人たちばかりしか結婚式に参加していないようなケースでは、マイクを握って直接挨拶するというスタイルの方が、ゲストも親しみやすくて楽しいかもしれません。

新郎が新婦を紹介して、新婦が新郎を紹介してという形で、自己紹介ではなくて他己紹介のスタイルをとるのもゲストに受け入れられやすくておススメのスタイルです。

各テーブルを確実に全て回る時間を確保する

自己紹介のための時間を、はっきりとした枠として確保しないというのも1つの選択肢としてあります。

余興であわただしい結婚式にしたくないという新郎新婦様の結婚式の場合には、歓談の為の時間にかなり余裕を持たせているというケースも多いです。

歓談の時間を多く取ることが出来るスタイルであれば、ゲストのテーブルを新郎新婦のお二人が直接回って少しずつ会話をしながら自己紹介と挨拶をしていくという事も現実的に可能になります。

いわゆる普通の結婚式のように余興やケーキ入刀などのイベントが多い場合には、ゲストとゆっくり話をする時間がほとんどとれませんので、あえてプロフィールムービーを抜きにしてゲストとの会話を大事にするというスタイルもお人柄と誠意が伝わる良い選択肢といえると思います。

プロフィールムービーは上映しないという決断もあり

プロフィールムービーの代わりとして採用できそうなアイデアは見つかりましたでしょうか?

プロフィールムービーは事情があって上映しない事にするという新郎新婦様も全体の20%程度おられますので、そこまで少数派という訳ではありません。

しかしプロフィールムービーで簡単に紹介することが出来ていた二人の生い立ちやお人柄について、ムービー以外の代わりになる方法で何かしらの形で紹介する必要はありますので、その具体的なアイデアを練るのに皆さん苦労されているようです。

アルバムを作って回覧し最後に両親にプレゼントするという形も人気のスタイルの一つなので、アイデアが出ずに迷っているという新郎新婦様はプランナーさんとも相談してみてはいかがでしょうか?

プロフィールムービーを無しにしたいと考えていた根拠が構成の難しさにあるようなら、以下の記事は構成を考えるうえで参考になるかもしれません。

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プロフィールムービーが無くても結婚式は何ら問題なく成功させることができますので、代わりになる自分たちらしいアイデアを探して、是非良い結婚式をお迎えくださいね。

感動的で記憶に残る素晴らしい結婚式になるといいですね・・・。

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