結婚式のプロフィールムービーを作る時に迷うポイントの一つに写真の枚数を何枚にして作ったら良いのかという点があります。新郎新婦の生い立ちを紹介していくためにたくさんの写真を使いたくなりますが、あまり枚数が多いとムービー全体の時間が長くなってしまうため、ある程度の枚数に抑える必要があります。

このページではプロフィールムービーに使う写真の枚数は一体何枚が良いのか、枚数と全体の長さの関係などについてご紹介しています。

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プロフィールムービーの写真は何枚が最適?

結婚式のプロフィールムービーを自分たちで作る場合は特に写真の枚数に関して制限がない場合が多いので、写真を何枚にして作ったら良いのかという点で迷われることと思います。

業者に制作を依頼する場合でも、プランによって写真の枚数に差が場合があるので、依頼する場合でも写真の枚数を何枚で作るべきかは考慮する必要があります。

一般的には30-50枚が標準

プロフィールムービーに使用する写真の枚数は、一般的に30-50枚の範囲で作られることが多くなっています。
30-50枚程度の写真枚数で作っていくことを意識すると、プロフィールムービー全体の長さも標準的な長さの5-8分程度にまとまることが多くなります。

もちろんあくまでも目安なので、写真1枚あたりの表示時間を短くしたりコメントを無くすなどの工夫をすることでもっと大量の写真を、例えば100枚などをプロフィールムービーの上映時間5-8分程度の時間内で見せることもできます。

30-50枚というのがもっとも標準的な枚数なので、まずはこれを基準に増やしたり減らしたりを考えていくと良いでしょう。

それぞれのパート毎の枚数割り振り

30-50枚を新郎と新婦と二人という3つのパートに割り振ると、それぞれのパート毎の写真枚数も何枚程度集めれば良いのかが見えてきます。

これらは単純に3で割ってみると以下のような枚数の範囲が見えてきます。

  • 新郎の生い立ち紹介10-17枚
  • 新婦の生い立ち紹介10-17枚
  • 二人の歩みを紹介するパート10-16枚
各パート毎の比率ももう少し融通を聞かせることができますが、専門業者が作成するプロフィールムービーの写真枚数も上記のような枚数構成になっていることが多いです。

ムービー全体の長さ

写真の枚数を増やしたり減らしたりすることを考えるときには、プロフィールムービー全体の長さとのバランスを考慮する必要があります。

プロフィールムービーの標準的な長さは5-8分程度です。

これに対して最適な写真の枚数は30-50枚とされていますが、これらは写真の内容を紹介するためにコメントを添えて、ゲストがコメントをしっかりと読み切ることができる時間も考慮した時間配分になっています。

写真の枚数を30-50枚の範囲を超えて増減する場合、この5-8分程度の時間内に収まりきらなくなってくる可能性が出てきます。

大抵は写真の枚数を増やしたいというケースが多いですが、その場合には写真に添えるコメントの量を少なくして、全ての写真に対してコメントを添えるという標準的なスタイルを少し調整した方が良いでしょう。

コメントのない写真も設けることで2-3秒だけで写真を切り替えてしまうこともできるようになります。

写真一枚あたりの長さと枚数の関係

写真の枚数を考えるとき、全体の長さにも大きく影響してくる点が、写真1枚あたりに何秒程度の時間を割り振るべきかという点です。

一般的にはプロフィールムービーの写真1枚あたりに付き6-8秒程度の時間を割り振って全体を編集していくことが多いです。
これらの写真1枚あたりの表示時間と全体の長さ5-8分程度、さらには写真枚数が30-50枚程度というのはそれぞれが関係しあっているため、ひとまず30-50枚で写真1枚につき6-8秒を意識して作っていくことで、概ね5-8分程度の時間の長さに収めることができます。

とにかく写真の枚数を増やしたいけれどもプロフィールムービー全体の構成を抜本から見直すのは難しいという方は、同時に写真を2枚や3枚見せるなど、写真の見せ方を工夫してみると良いでしょう。

例えば以下の例では、同時に複数枚の写真を見せることで全体の長さや表示時間を変えずにたくさんの写真を見せることができています。

30-50枚を意識して作るとおおよそぴったり

プロフィールムービー全体の写真枚数やそれぞれの写真1枚あたりの表示時間などを考えていくと、かなり迷ってしまう方が多いかと思います。

設計した時間の割り振りが本当に正しいのかは全編を通して流れる時間軸の中で見てみないとわからないケースが多いので、一度全編を完成させてプレビューしてみてから出ないとしっかり確認ができません。

そのため全くの初心者の方が基本設計や基本の枚数を無視して自由に作っていく場合、全編が仮完成してからみてみると、長すぎたり早すぎてコメントが読めなかったりと様々な悪い点が見えてきて大幅な修正を迫られるということも珍しくありません。

このページでご紹介させていただいた30-50枚という全体の枚数と、写真1枚あたりにつき6-8秒程度という時間の割り振りを意識しながらプロフィールムービー全体を作っていくと、大幅に修正しないといけなくなる可能性をかなり軽減できると思います。

あくまでも目安ではありますが、基本構造として参考にしながら作られてください。

  • 全体の枚数は30-50枚が標準
  • 新郎新婦二人それぞれのパートで10-17枚程度が目安
  • 写真1枚あたりの表示時間は6-8秒が標準的

良いプロフィールムービーが完成するといいですね。

素敵な結婚式をお迎えください。

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