プロフィールムービーを上映することにきめた方の中でもさらに自分たちで自作することにした方々は、どの程度の長さにしたらよいのか迷っておられる方も多いことでしょう。プロフィールムービーの長さは何よりも新郎新婦のお二人の要望によって全然変わってきます。このページでは基本となるおおよその目安時間と、プロフィールムービーの長さを決めるときに役立つ考え方とポイントについてご紹介しています。

この記事に関連するおすすめ記事

プロフィールムービーの基本的な長さ

プロフィールムービーの一般的な長さは5-8分です。沢山のプロフィールムービー作品がありますが、概ねその時間内に収まっていることには既にお気づきになられて居るかもしれません。

結婚式会場の進行上の時間割振りの問題で、大抵プロフィールムービーのために取分けられる時間は10分程度です。それ以内を目安にしつつも、さらに5-8分というゾーンで作られる方が非常に多いのが実情です。さらに言えば6-7分のゾーンがもっとも多いです。

これはひとつの目安になるでしょう。

  • 一般的なプロフィールムービー長さは5-8分
  • さらに多いのが6-7分の長さ

プロフィールムービーの時間が何分が良いのかを考える時、プロフィールムービー全体の構成についてを考慮する必要があります。

プロフィールムービーの構成を考える時には以下の記事が参考になりますよ。

関連記事
blank プロフィールムービーの基本構成と流れ-完全マニュアル 結婚式のプロフィールムービーではどのような構成と流れでムービー全体を作っていくのか、という点はとても大切な点です。 [hukidashi_left content="プロフィールムービ

プロフィールムービーの長さの決め方

プロフィールムービーの長さを決めるときにお勧めできるアプローチ方法が3つあります。長さをどうしようか決めかねて居る場合には以下の方法で考えてみると良いでしょう。

写真の枚数から決めていく

写真1枚1枚にしっかりとコメントを添えて紹介していくオーソドックスなタイプのプロフィールムービーを例にとって考えてみましょう。

コメントは1秒間につきおよそ4-5文字程度がおすすめです。

  • 「平成2年 東京都八王子市に元気な赤ちゃんが誕生しました」(これで25文字=5-6秒)

といったオーソドックスなコメントを添付していくとすると、写真1枚につき5秒もあれば十分じゃないかと思われるかもしれません。しかし実際に編集していくと写真と写真をスムーズに見せるためにトランジションという切り替え効果も挿入することになります。この切り替わっている効果の部分にも時間が1-2秒必要になります。

そのためさきほどのコメントにトランジションも加味すると

  • 「(トランジション1秒) コメント5-6秒(トランジション1秒)」の合計7-8秒程度は必要という計算になります。

つまり普通にコメントを添えたいならば、7-8秒はちゃんと確保しないとコメントいれられなくなっちゃうよ、トランジション効果の無いブツブツっと写真が切り替わっていくムービーになっちゃうよ、ということです。

以下はこれらを加味した大体の目安です。(実際にはタイトルや挨拶文の表示時間も考慮するので本当ざっくりです)

コメントありなら
  1. 長さが5分なら 枚数は全部で30-40枚くらい
  2. 長さが6分なら 枚数は全部で35-45枚くらい
  3. 長さが7分なら 枚数は全部で50-60枚くらい
  4. 長さが8分なら 枚数は全部で55-65枚くらい

BGMの長さから決めていく

このほかにもBGMを先に決めてしまって、その長さに合わせて作っていくという方法もあります。BGMの終わりの部分とプロフィールムービーの終わりの部分をしっかりとマッチさせて作る場合です。

この場合には1曲なのか複数曲なのかによっても変わってきますが、基本的な考え方は写真の枚数から決めていく方法と同じです。

BGMの終わるタイミングと合わせていくことを前提とすると編集上の制限がかなり多くなるのは確かですが、完全に同期できると確かに完成度の高い作品に仕上がります。

思い切って大胆に不要な部分をカットする潔さが求められる編集方法です。

全体の長さを先に大体で決めてしまう

こちらは先に大体の長さを決めてしまって、綿密な計算とかはなく、とりあえず作りながら考えようよという基本的な作り方の方法です。おそらくこの方法で自作されている方がもっとも多いはずです。

正直なところ、写真はどの程度見せれば視認可能で、コメントはどの程度秒数が必要か、トランジションは何秒くらいが最適なのかという情報をよく知っていなくては、事前に全体の設計を行って長さの計画を立てるのは初心者の方には難しいのではないかと思います。

とにかく作ってみて、コメントの文字数やトランジションの有無を検討しながら全体の長さを決めていくという一見アバウトな方法ですが、おそらくこれが一番初心者の方には作りやすい。

だけども、編集している自分自身は編集者でコメントも事前に考えているので、自分だと読めてしまうんですよねスラスラと早く。しかし他人に見せてみると反応が全然違うこともありますので、他の人にチェックしてもらいながら作っていくというのがこの方法の場合良いアイデアだと思います。

関連する記事

Comments are closed.

Post Navigation