このページでは結婚披露宴で上映されるオープニングムービーとはどういうものなのか、ざっくりと概観をご紹介しています。どのような目的で上映されるのか、標準的な構成や全体の時間についてもご紹介しています。これからオープニングムービーを自作されるという方は、標準的なオープニングムービーについて頭に入れておくと、自分たちのオリジナルオープニングムービーを自作していく上で役立てていけるかもしれません。

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オープニングムービーとは?

オープニングムービーとは、結婚披露宴の冒頭に新郎新婦の入場前に上映されるビデオ映像の事です。主には、結婚披露宴当日までじっくり準備してきた風景をスライドショーで紹介したり、挨拶の言葉や出席への感謝の言葉を伝えたりします。当日の披露宴で祝辞を述べてくださるゲストや、乾杯・余興を行って披露宴を盛り上げてくださるゲストを、オープニングムービー内で紹介することも出来ます。
「さぁ披露宴を始めましょう。みなさんよろしくお願いします。楽しみましょう。」といったメッセージを主に伝えるムービーとして使われています。

  • 披露宴の開始を宣言したり
  • ゲストの出席への感謝を伝えたり
  • 二人を簡単に紹介したり
  • 入場への期待感を高める為のムービーです
  • これといった型が決まっていなく自由度が高いのが特徴です

オープニングムービーを上映する意味や演出効果は?

入場前にオープニングムービーを流すことで、会場全体の期待感を高めて入場しやすい空気を作り出します。会場全体に統一感がでて、ゲストたちも入場を盛り上げやすくなる効果もあります。
また、どのようなオープニングムービーを上映するのかといった映像の方向性によっては、披露宴会場のゲストたちは盛り上げて良いのか、静かに見守ったほうが良いのか、空気を察知しやすくなります。
笑いを中心とした楽しいオープニングムービーを自作する場合は入場時も笑いの方向の空気に包まれやすくなりますし、温かで柔らかい感謝に包まれたオープニングムービーの場合には、入場時も柔らかく温かな空気を引き継いだままの入場がし易くなります。

  • 入場前の期待感を高めます
  • 自分たちが入場しやすい空気感を予め作っておくことが出来ます

オープニングムービーの構成の色々

オープニングムービーの構成は非常に自由度が高く、これといった型みたいなものが決まっていないのも特徴の一つです。二人を簡単に紹介するムービー、ゲストの紹介をメインとしたムービー、入場までのカウントダウンをメインとした期待感をあおるもの、ゲストへの感謝や挨拶の言葉を中心としたムービー、披露宴内でのマナーを楽しく紹介するムービーなどなど様々な構成のオープニングムービーが存在します。

まだまだ発展途中のオープニングムービーなので、今後も新しい構成が出てきそうですが、現時点での構成をまとめると大体以下のようなくくりになります。
(これらの構成を組み合わせたものも多く存在します)

  • 二人を簡単に紹介するスタンダードなムービー
  • ゲストを主に紹介するムービー
  • ひたすら煽って、入場の期待感を高めることに主眼を置いたムービー
  • 披露宴内での注意やマナーを紹介するムービー

標準的なオープニングムービーの構成

色々な種類のオープニングムービーがありますが、ひとまずもっともオーソドックスな二人を簡単に紹介するオープニングムービーについて掘り下げて構成をみてみたいと思います。
このタイプのオープニングムービーではあくまでも二人の紹介がメインとなるので、プロフィールムービーと似たような構成で、

  1. 出席への感謝の言葉
  2. 新郎の簡単な紹介
  3. 新婦の簡単な紹介
  4. 二人の簡単な紹介
  5. (ゲスト紹介が混ざるとここに入る事が多い)
  6. (入場前のカウントダウンを入れる場合はここ)
  7. まもなく入場ですといった開宴を宣言するコメント文

という流れで進みます。冒頭で感謝の言葉を伝えた後は、プロフィールムービーでよくある、新郎新婦の紹介、その後二人の歩みを紹介といったシンプルな構成を短くしたものがもっとも一般的で無難な構成です。

プロフィールムービーの場合は生い立ちを紹介するものなので紹介に利用する写真が幼少期の写真となりますが、オープニングムービーの場合は現代の写真をメインとして利用するという点で、プロフィールムービーと似たような構成でありつつも、別のムービーとしての存在価値があります。

オープニングムービーの構成のポイント

  • 基本は新郎新婦と二人の歩みの紹介でOK
  • ゲストや親族の紹介、カウントダウンは入れても入れなくてもOK

オープニングムービーの時間の目安

オープニングムービーの全体の上映時間にも幅があります。しかし、一般的には1:30~3:00程度でまとまっているケースが殆どです。専門の業者や各種テンプレートなどでも、大体その程度の時間にまとまっています。オープニングムービーの役割は、あくまでも会場の期待感を高めて新郎新婦の入場を引き立てることにありますので、入場を引き立てる脇役としてふさわしい時間であるべきと、多くの専門業者は考えているという事です。

オープニングムービーを自分で自作される方の中には、5:00~10:00程度の長いものを作成される方も時々おられます。5分~10分後に来る入場をしっかりと盛り上げてくれれば問題はありませんが、主役はあくまでも実際に入場してくる新郎新婦の二人やゲスト、そして何よりも披露宴そのものであって、オープニングムービーはそれらを引き立てる脇役であることを忘れないように注意しましょう。

オープニングムービーの時間のポイント

  • 1:30~3:00程度が目安
  • 披露宴そのものを引き立てる脇役として徹し、長くなり過ぎないように注意を

まとめ

オープニングムービーは自由度が高くあまり型が定まっていない為、基本的には作りたい方向で自由に自作を楽しむことが出来るムービーです。しかし自由にどうぞと言われても、実際に作ってみると構成を考えるだけでもかなりの時間を要します。オープニングムービーに関するざっくりとした情報ではありましたが、このページにあった基本的なオープニングムービーの型をベースに、オリジナルの自作ムービー作りの参考として頂ければ幸いです。良いオープニングムービーが作れるといいですね。楽しみながら編集されてください。

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