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結婚式はお二人にとって、本当に大切な一日ですよね。でも、その準備はなかなか大変です。特にオープニングムービーは見せ場の一つなので、準備には念を入れたいですよね。ところでオープニングムービーで利用する楽曲を決めた後には、著作権手続きが必要なケースもありますが、許諾処理はお済でしょうか?この記事ではオープニングムービーで利用する大切な一曲を選ぶ際の注意点に加えて、正しい著作権手続きについて解説します。また著作権手続きを行わなくても日本のアーティストの楽曲を利用できる方法などもご紹介しますよ。詳しく見ていきましょう。

新郎新婦吹き出し左側用アイコン

オープニングムービーに使う楽曲の著作権許諾処理はどうすればいいでしょうか?

先生の見解

心配ご無用です!一見すると複雑そうですが、ちゃんとしたガイドがあれば大丈夫。そして全ての新郎新婦様が必ずしも許諾処理が必要になるわけではないんですよ!

はじめに

オープニングムービーのDVD内に収録した楽曲を無断で使用してしまうと法的な問題になりかねません。ちゃんとした手続きについて詳しくみていきましょう。

オープニングムービーとは?

オープニングムービーとは、結婚式の始まりを飾るための映像です。新郎新婦の出逢いから現在までのストーリーを描いたり、二人の未来への思いを伝えたりと、形はさまざま。その中で重要な役割を果たすのが音楽です。選んだ一曲が映像とシンクロすることで、会場に流れる空気がガラリと変わります。

先生の見解

オープニングムービーでは、自分たちの物語を音楽と映像で表現します。

おすすめの結婚式オープニングムービー

「でも、私たち映像作成なんて経験ないし…」そんな方には、テンプレートを使って作るオープニングムービーがおすすめです。テンプレートなら初心者でも簡単にオープニングムービーを作れます。

インスタ風オープニングムービーテンプレート - weddingram

先生の見解

写真やコメントを差し替えるだけで誰でも作れるオープニングムービーです

曲の著作権とは?

音楽には著作権が存在します。これは、作詞家や作曲家などの著作者が自身の創作した音楽に対して持つ権利で、無断で使用することは著作権法によって禁止されています。結婚式で使用する場合も、曲の著作権を尊重するため、利用料を納める必要があります。

結婚式のオープニングムービーで使う曲の著作権問題

オープニングムービーで使う曲は、一般にはCDや配信サービスで購入したものをそのまま使用することは著作権の侵害になる可能性があります。この問題をクリアするためには、JASRACやレコード会社など、著作権を管理する団体との契約を通じて、正式な手続きを経て利用料を納めることが必要です。

結婚式のオープニングムービーと音楽著作権についての基礎知識

結婚式や披露宴で音楽を使用する際には、以下の3つの行為について著作権と著作隣接権の手続きが必要です:
  1. 結婚式や披露宴で流すBGM用にお気に入りの楽曲を集めて一枚のCDに収録する。
  2. プロフィールムービーなど、当日会場で上映する映像作品に音楽を利用する。
  3. 結婚式や披露宴を撮影した記録映像に、会場で使用したBGMなどの楽曲とともにDVDに収録する。
著作権は、絵画、音楽、詩などの著作物を創作した人に与えられる権利で、著作隣接権は、著作物を伝える上で重要な役割を担っている実演家(歌手・アーティスト等)やレコード会社などに与えられる権利です。したがって、CD等の音源をCD-DVD等に録音・録画する場合は、著作権と著作隣接権の2つの権利について許諾を得る必要があります。また、著作権侵害は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金またはその両方、著作者人格権、実演家人格権の侵害などは、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金などが定められています。法人等が著作権等を侵害した場合は、3億円以下の罰金が定められています。著作権についてわからないことがある場合は、個人で判断をせずに、JASRACなどの関係各所へのお問い合わせをお勧めします。

JASRACやレコード会社との関わり

JASRACやレコード会社は、曲の著作権を管理する主要な団体で、それぞれが所属するアーティストや曲の著作権を保護しています。結婚式で使う曲の著作権を正しく扱うためには、これらの団体との契約が一般的には必要です。

先生の見解

でも、一つ注意です。個人で直接JASRACやレコード会社と契約を結ぶのは難しいんです。その契約を仲介してくれるISUMという団体がさらに存在しますよ。

著作権利用料の納付とは?

著作権利用料の納付とは、曲を使用するための料金を著作権者に支払うことを指します。これは、著作権者が自身の創作物の使用に対して適正な報酬を得るため、そして、無断使用を防ぐためのものです。

利用料を納める必要性

著作権は法律によって保護されており、無断で使用することは違法となります。そのため、結婚式のオープニングムービーなどで曲を使用する際には、利用料を納めることが求められます。これによって、アーティストの活動を支え、新たな音楽の創造に寄与することができます。

先生の見解

法律を守りながら、自分たちの大切な瞬間に好きな曲を使用するためにも、しっかりとした手続きを踏みましょう。

利用料の算定方法

利用料は、曲の種類や利用する規模、場所によって異なります。具体的な算定方法は各著作権管理団体によって定められており、それぞれの指定する手続きに従って利用料を納付します。曲の選び方一つで費用も大きく変わるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。

ISUMとは?

ISUMは、結婚式などで音楽を公に使用するための著作権利用料を仲介してくれるサービスです。JASRACやレコード会社への利用料を一括して収めてくれるので、ISUMを通じて許諾手続きを行うことで合法的に音楽を使用することができます。

さらに細かく

一般社団法人音楽特定利用促進機構(ISUM)は、結婚式で利用される市販CD音源の著作権・著作隣接権の権利処理と権利料の支払処理をオンライン上で簡単に行えるシステムを提供することを目的として設立されました。これにより、ブライダル業界の関係者が適法に楽曲を利用できる環境を創り、ブライダル業界と音楽業界の間に「ウィン・ウィンの関係を構築する」ことを目指しています。ISUMの仕組みは、ブライダルシーンで利用される音声演出コンテンツ、映像演出コンテンツ、記録用ビデオを対象としています。適法利用が可能な市販音源は、一般社団法人日本レコード協会を通じて各レコード会社から許諾が得られたブライダルシーンで人気のある楽曲です。また、ISUMは著作権・著作隣接権の権利者それぞれへの利用申請の代行から、それに合わせた使用料の支払いの代行などを行います。これにより、個別に面倒な手続きを行うことなく、適法に音楽を利用することが可能になります。

ISUMのと役割

ISUMは、著作権管理団体と一般ユーザーの間に立って、著作権利用料の手続きを簡易化するサービスです。結婚式での音楽使用に際して、法律を守りつつ簡単に利用料を納められる仕組みを提供しています。

先生の見解

ISUMを利用することで、自分たちの大切な日に思い出の曲を合法的に使用することができますよ。

ISUMを通じて利用料を納めるメリット

ISUMを通じて利用料を納めることの最大のメリットは、手続きが簡単であることです。また、様々なジャンルの曲から選べる点も魅力です。さらに、公式ウェブサイトでは曲の検索や確認が可能で、選曲の参考にすることもできます。

ISUMで利用料を納められる曲の探し方

ISUMで利用料を納められる曲の探し方はとても簡単です。ISUMの公式ウェブサイトには、提携アーティストやレコード会社の曲が掲載されており、そこから自分たちの好きな曲を探せます。

ISUMと提携しているアーティスト・曲の探し方

ISUMの公式ウェブサイトでは、提携しているアーティストや曲が一覧で掲載されています。また、検索機能を利用してアーティスト名や曲名を直接入力することも可能です。結婚式のテーマや二人の思い出に合う曲を見つけてみましょう。

気に入った曲がISUMを通じて利用可能かどうかの確認方法

気に入った曲がISUMを通じて利用可能かどうかは、ウェブサイトの検索機能を使って確認できます。アーティスト名や曲名を検索し、表示された結果を見ることで、その曲が利用可能かどうかを知ることができます。

先生の見解

見つけた曲が利用可能であれば、次は著作権利用料の納付を行いましょう。

ISUMを通じた利用料の納め方

ISUMには上で完結できるMeleteというシステムがあります。ISUMとの契約を行えるとMeleteにログインするためのIDが発行されますので、その後指示に従って利用料を支払うことで、著作権利用料の手続きが完了します。

ISUMとの契約方法

ISUMとの契約はISUMに指定された手続きに従っておこないます。

先生の見解

ISUMの利用は全てオンラインで行えます。どこからでも簡単に手続きができるのが便利ですね。

ISUMへ利用料を納めなくても良いケース

オープニングムービーで利用する全ての音楽について必ずしもISUMでの手続きが必要になるわけではありません。例えば以下のようなケースではISUMを通じて利用料を収める必要はありません。
  • 例えばArtlistをはじめとする音楽ライセンス提供サービスなどの楽曲を利用するといったケースのように、JASRACが管理していない楽曲を利用する場合であれば、利用料の納付は必要ありません。
  • DVDに音楽を録音しない場合にも利用料の納付は必要ありません。CDとDVDの同時上映が可能な会場であれば、無音のDVDを作成してCDと同時再生することが可能です。

ISUMを利用した場合の注意点

ISUMを利用する際は、契約内容をしっかり理解し、利用料を適切に納めることが大切です。また、著作権の侵害を避けるためには、使用許諾を得た曲だけを使用し、使用範囲を超えて使用しないよう注意しましょう。

契約後の手続きについて

ISUMと契約した後は、指定された期間内に利用料を納付する必要があります。また、利用状況の報告が求められる場合もありますので、ウェブサイトの指示に従って手続きを行いましょう。

先生の見解

きちんと手続きを行うことで、法律を遵守しつつ思い出の曲を楽しむことができますよ。

著作権の侵害を避けるための注意事項

著作権の侵害を避けるためには、ISUMで許諾を得た曲のみを使用し、その使用範囲を明確に理解し遵守することが重要です。また、使用許諾を得た曲を無断で他人に譲渡したり、使用範囲を超えて使用したりすることは避けましょう。

まとめ:適正な曲の利用方法で感動的なオープニングムービーを

結婚式のオープニングムービーは、その日の雰囲気を一気に盛り上げる重要な要素です。適切な曲を選び、著作権を正しく理解して利用することで、より一層素敵な時間を作り上げることができます。

著作権問題をクリアにした上でのオープニングムービー作りのステップ

まずは、お二人の思い出や結婚式のテーマに合った曲を選びます。次に、その曲がISUMで利用可能かどうかを確認し、利用可能であれば利用料を納める手続きを行います。著作権の正しい理解と適切な手続きを経て、思い出深いオープニングムービーを作成しましょう。

先生の見解

曲の選び方一つで、結婚式の雰囲気が大きく変わります。自分たちらしい曲を選んで、素敵な時間を作り上げましょう。

結婚式をさらに素敵に彩るための音楽の選び方

音楽は、結婚式の一つ一つのシーンを引き立て、感動を深める大切な要素です。自分たちの思い出に合う曲を選び、それを正しく利用することで、結婚式をさらに素敵に彩ることができます。思い出の曲をバックに、大切な人たちと共有する結婚式は、一生の宝物になるでしょう。

先生の見解

音楽を通じて、結婚式をさらに感動的に演出しましょう。

著作権を尊重しつつ自分たちらしい音楽を選ぶことで、結婚式はより一層特別なものとなります。ISUMを活用して、法律を遵守しながら思い出深い結婚式を実現しましょう。

まとめ

結婚式のオープニングムービーには、自分たちの物語と共に選んだ一曲が大きな役割を果たします。しかし、その一曲を選ぶには音楽の著作権をきちんと理解し、適切な手続きを踏む必要があります。JASRACやレコード会社を通して利用料を納めることが難しい場合は、ISUMという団体を通じて手続きを行うこともできます。この記事で説明したポイントをしっかりと押さえて、感動的なオープニングムービーを作り上げましょう。最高の一日のスタートを、素敵な音楽と共に切り開きましょう。

Q&A

Qオープニングムービーにどんな音楽を使えばいいですか?

A1. オープニングムービーに使用する音楽は、新郎新婦の二人の物語や、その日の雰囲気に合ったものを選ぶと良いです。ISUMと提携しているアーティストや曲の中から選ぶことができます。

QISUMを通じて利用料を納めるメリットは何ですか?

A2. ISUMを通じて利用料を納めることで、JASRACやレコード会社と直接契約を行う手間が省けます。また、ISUMは一般の方々が著作権利用料を納めやすいようにサポートしています。

Qオープニングムービーを作る際の注意点は何ですか?

A3. オープニングムービーを作る際には、選んだ音楽の著作権を侵害しないように注意が必要です。また、映像の内容も公序良俗に反しないものを選び、個人のプライバシーを守るように心掛けましょう。

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