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結婚式のオープニングムービーでは著作権をしっかり考慮する必要があります。最近はオープニングムービーだけではなく結婚式の中で上映する様々なムービーを自作する新郎新婦様が増えてきています。さらにはココナラやクラウドワークスといった個人に簡単に仕事を依頼できるサービスも普及してきていることで、完全なプロとは呼べない素人の方々でも手軽に動画編集を仕事として請け負うことが出来るようになってきました。しかし映画で実際に使われているオープニングシーンをそのまま使ったり、映画俳優のインタビューシーンなどを勝手に使っている著作権違反のムービーも増えてきています。このページでは結婚式で上映するムービーと著作権の関係についてご紹介しています。

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オープニングムービーと著作権

結婚式のオープニングムービーを自分たちで自作する新郎新婦様は著作権の問題をしっかりと考慮する必要があります。最近はスマホや自分のパソコンでオープニングムービーを自作される新郎新婦様もとても増えてきていますが、その時に著作権をクリアせず映画やテレビの録画映像をそのまま無断で利用してしまったり、さらには市販の音楽を許諾を取らずに使ってしまうケースも目立っています。著作権法違反にあたる映像は結婚式披露宴会場側に上映を断られるケースもありますので、著作権についてしっかりクリアされたオープニングムービーを選ぶように注意しましょう。

映像に関する著作権

こんな風に勝手に使っちゃダメゼッタイ![Youtubeより引用]

結婚式のオープニングムービーの中で映画の中のワンシーンやオープニングのロゴといったそのままの映像が無断で使用されているケースは著作権法違反にあたります。数年前までは実際にオープニングムービーの中でも映画のワンシーンを本当にそのまま使っている映像で制作を請け負っているような業者もありましたが、日本国際映画著作権協会というところが警鐘を鳴らしたことにより現在はかなり少なくなってきています。

しかしココナラやYoutubeで個人の素人の方が制作を請け負ったケースや完全に自作したオープニングムービーでは、映画のキャラクターをそのまま使ったり、映画やドラマ、テレビのワンシーンをそのまま利用したりといったケースが2020年現在も未だに多く見られます。これらのオープニングムービーは自分たちで作ること自体はもちろん簡単に誰でもできてしまいますが、「結婚式の場での映像上映は私的利用の範囲に当たらない」とされているので結婚式で上映する場合は違法性があるとされています。

違法性が認められるオープニングムービーは結婚式会場側も上映したくないので、上映を断られるケースが実際に増えてきています。作ることが出来ても上映は断られる可能性が高いですので、その点も慎重に吟味するべきでしょう。

Youtubeには結婚式のムービーに限らず様々な動画で、サッカーテレビの録画をそのままアップロードしたもの、バラエティ番組、映画、ミュージックビデオなどなど無断で勝手にアップロードされているものがたくさんあります。これらも全て違法性がある動画になります。著作権は親告罪なので違法ですが権利元におおめに見てもらえている、というのが実情といえるでしょう。

音楽に関する著作権

映画やテレビのワンシーンをそのまま使ってしまうという事が無いにしても、音楽は特別許可を取ることもなく使ってしまうという新郎新婦様もまだおられるかもしれません。DVDの中に音楽を入れ込むことは録音物の制作や音楽作品の複製利用として著作権の許諾処理を行う必要があります。結婚式での映像上映は私的利用の範囲として認められていないので、自分たちだけの私的な結婚式なので私的利用の範囲内だと言い張ってもその主張は認められないようです。自作の持ち込みDVDの場合、結婚式会場側から音楽に関しては著作権の許諾申請が適切に行われているかどうかを確認されることもあり、許諾を証明するシールが貼られていない場合には上映を断られることもあります。

音楽著作権に関する申請は通常ISUMという権利処理を仲介してくれる団体を通じて行いますが、個人の方の場合には直接ISUMに申請を行うことが出来ません。結婚式のムービーを取り扱う業者のほとんどが既にISUMや日本著作権協会さらには日本レコード協会との契約を結んでいますので、契約を締結している業者を通じて著作権処理の申請を行う流れになります。

しかし自分が使いたい曲が著作権申請の対象に入っていない場合など、どうしても音楽著作権の申請が難しい場合もあります。そのような場合に出来る適切な上映方法は、CDとオープニングムービーの同時上映になります。ISUMが発足して正規の権利処理が行えるようになる前までは、このCDとDVDの同時再生というのは一般的に行われていた方法です。CDから音楽を再生する場合には、その音楽を「複製」していることには当たりませんので、著作権上の問題が発生しません。結婚披露宴会場でBGMとして流す音楽に関してはもっと曲数も豊富で結婚式会場側や音楽に関する演出を担当する会社がBGMとして利用する権利申請を行っているため、新郎新婦側で音楽著作権の許諾処理を行う必要は生じません。映像と音楽の完全なる同期が難しくはなりますが、ある程度のレベルでBGMと合わせてみることが出来ます。権利許諾申請が難しい場合にはCDからの同時再生を結婚式会場と相談してください。

著作権を守って適切なオープニングムービー上映を

著作権に関してはYoutubeなどを見る限りではまだまだ完全には守られていないのが実情といえるでしょう。映画のワンシーンを色々と寄せ集めたまとめ動画、劇場やコンサートを撮影した動画を許可を取らずに勝手にアップロード、サッカーの名場面集などと億単位の莫大な放送権を買って放送されたテレビを録画して勝手に上げているなどなど、著作権上問題がある可能性の高い映像はネットの中にあふれています。

権利問題についてしっかり勉強をしていないと大きな問題を引き起こす可能性がありますので、結婚式だけに限らず著作物を制作する立場の人間はしっかりと著作権に配慮して作成する必要があります。オープニングムービーも決して例外ではありません。結婚式で上映する私的な作品なんだと言い張ってもその主張はむなしく響くだけですので、しっかりと権利を守って適切な著作権処理や申請を行いましょう。

著作権を守って適切なオープニングムービーが作れるといいですね。

後から著作権料の請求や訴状が来ないようにしっかりルールを守りましょう。

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