このページでは飛び出す絵本風のオープニングムービーを自作する方法についてご紹介しています。飛び出す絵本ってそもそもご存知でしょうか?本を開くと立体的な「何か」が本の上に3次元的に完成する、アレです。実際に飛び出す絵本を開いてみると、驚きとワクワクとした楽しさがあります。

このページではそんな飛び出す絵本をモチーフにしたオープニングムービーを自作するための方法やアイデアについてご紹介しています。

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飛び出す絵本とは?

飛び出す絵本は子供用の絵本などでも多用される、本を開いたときに立体的に構造物が盛り上がってきて、実際に何かが立体的に出来上がる本の事です。

例えば、ディズニー作品で有名な”シンデレラ”を立体的な飛び出す絵本で表現するとすると・・・、本を開いたときにシンデレラ城が実際に本の上に出来上がります。本の内部に奇麗に織り込まれた状態でシンデレラ城が格納されていて、本を開いたときにそのお城が立体的な構造物として完成する、という驚きに富んだ表現技術をもった絵本です。子供たちが書店で飛び出す絵本を読んでいる姿は微笑ましいものです。

他にもテンプレートについて詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしていただけます。

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飛ぶ出す絵本オープニングムービーってどんな仕組み?

この飛び出す絵本のような構造は、オープニングムービーの中でも表現することが出来ます。実際に立体物をムービーの3次元空間内で作成して、その内部で現実世界と同じような立体的な飛び出す絵本の構造を作成します。

初心者の方ですと・・・「ただ単にアルバムが開く動画フッテージをYoutubeで探してきて、画像をうまいこと貼り付ければそれっぽい表現になるんじゃない?」とお考えの方もおられるかもしれません。しかし、実際には3次元空間を駆使して、現実世界と同じような飛び出す絵本のような構造を作成してからでなければ作成できませんので、動画フッテージだけでは飛び出す絵本のムービーは作れません。3D的なアニメーションの座標上に正確に合成処理を行う必要がありますが、そのためには3次元空間内での正確な座標のデータが必要となりますので、3次元空間内の座標データが保持されない動画フッテージでは、合成処理は不可能(もしくはとても面倒)です。

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初心者でも自作出来る?

現実に各種編集ソフトでこれらの飛び出す絵本のオープニングムービーを自作しようとすると、最低限3D空間を扱うことの出来るソフトウェアが必要となります。After Effets のような2.5Dソフトでは画像そのものをそのまま立体物の構造として利用が出来ますし、完全な3Dソフトウェアで作成しようとするとモデリングとアニメーション処理といった通常の3D製作のフローを経て作成していく流れになります。現実世界に存在する飛び出す絵本と物理的には同じような(似たような)構造を作成していく必要があるので、ある程度3次元空間でのアニメーション処理に精通している必要があります。

“初心者”という言葉の定義があいまいなのでなんとも言いがたい点ではありますが、今回結婚式で初めてオープニングムービーを自分で作成されるといった方の場合は、一般的にオープニングムービーを自作するのに要する時間と言われている1-2週間以内に技術を学んで実際に飛び出す絵本の構造をゼロから全て作成すると言うのは、恐らく不可能と思われます。

もし、初心者の方で、それでもオープニングムービーに飛び出す絵本の表現を組み込みたいということであれば、以下にオススメするテンプレートを利用される方法がオススメです。

おすすめのテンプレート

プロフィールムービー自作素材

飛び出す絵本オープニング – popupbook – AE版

開くと飛び出す絵本のように、二人の写真やメッセージが飛び出すオープニングムービー。AE専用テンプレートファイルです。

飛び出す絵本の3D構造が予め全て作成された状態で格納されたオープニングムービー自作用テンプレートです。飛び出す絵本の構造が活きたまま残っているため、自分でページを増やしたり減らしたり、写真やコメントを増やしたり位置やデザインを変更することも可能な構造となっています。

テンプレートの使い方

テンプレートはAfter Effecsを利用することで読み込みと編集が可能となります。After Effects には無料体験版も公開されているため、無料で編集を試すことが可能です。テンプレートを活用すると、写真やコメントを差し替えるだけでオープニングムービーを自作できるため、初心者の方にもオススメです。

写真の差し替え

飛び出す絵本のオープニングムービーを展開すると、内部に写真を差し替えるためのスペースが予めいくつか用意されています。これら写真差し替え用のスペースの中には予め仮の写真が挿入されています。それら仮の写真と実際にオープニングムービー内で利用したい写真を差し替えることでオープニングムービーを作成できます。

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コメントの差し替え

飛び出す絵本オープニングムービーの中には写真を差し替える領域以外にも、コメントやタイトルを差し替えるためのスペースも用意されています。それらのコメントを差し替えるためのスペースにも予め仮のコメントが挿入されていますので、それらのコメント領域をダブルクリックし、実際に利用したいコメントを入力することで差し替えは完了です。

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まとめ

飛び出す絵本の構造を持ったオープニングムービーを自作するためには、飛び出す絵本の構造そのものを正確に理解すると共に、3Dもしくは2.5Dソフトウェアの内部で正確にそれらの3D構造を表現しコントロールできる技術が必要です。結婚披露宴で上映するオープニングムービーだけのために今回ビデオの作り方を調査しておられてこのページにたどり着いたという方がおられましたら、自作するための現実的な選択肢としてこちらのページで紹介したテンプレートを是非オススメ致します。もしお気に召されたらですが・・・是非ご検討ください。

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