• 検索ボタン ムービーを
    探す
  • カートボタン カートを
    見る

結婚式のオープニングムービーでも時々利用される、顔だけが写真で体はイラストになっている動画を自作します。こちらのページでは顔をはめ込むだけで簡単にオープニングムービーを作成できるテンプレートを使ってどのような編集が出来るのかをご紹介します。

blog_op_dance_1

顔だけ画像で体はイラストってどんな仕組みはどうなってるの?

体はイラストなのに顔だけは写真画像というのはいったいどんな仕組みになっているのでしょうか?映像・・・の中でもキャラクタアニメーション分野に触れた経験のある方しか仕組みは全くもって分からない領域かと思います。
主には、体部分はイラストを実際に書くかモデリングしたものが利用されます。そして、ただ単にイラストや3Dモデルが存在しているだけではまだ不完全ですので、その後からだの構造に近い形で実際に動く仕組みを作成します。3Dやキャラクタアニメーションでリギングと呼ばれる段階です。その後、動く仕組みを持った体のイラストを実際に動かして、ダンスしている姿やステップを踏んでいる姿をゼロから構築していきます。

初心者の方でも触れることの出来るムービーメーカーやiMovieでも手軽に作れるのでは?・・・とお思いの初心者の方もおられるかもしれませんが、キャラクターアニメーションはかなり独特で専門的な知識とソフトウェアが必要となる領域なので、専門としてやっている人(もしくはそれに類する技術持った人)で無ければ、作るのは意外と大変だという点だけお伝えさせて頂きます。(作成したクリエイター本人談)

blog_op_dance_2

他にもテンプレートについて詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしていただけます。

関連記事
結婚式動画テンプレートを使って簡単にムービーを作ろう 結婚式で使うことができる動画テンプレートというのをご存じない新郎新婦様も未だに多くおられるかもしれません。 [hukidashi_left content="結婚式の動画を作れるテンプ

素人でも作れる?

前述の通り、3Dモデリングやイラストレーションの技術に加えて、体として動かすための仕組みを構築できる知識と技術も必要になります。その後さらにアニメーションの処理も必要になるわけなので、素人・初心者の方が、結婚式のオープニングムービーを自作するのに多くの方が一般的に費やす1-2ヶ月の間でゼロから作成していくというのは、かなり無理があるかもしれません。あえて止めはしませんが、プロと素人の技術レベルの境界を垣間見る事と思います。

おすすめのテンプレート

NONNOFILMのテンプレートの中には、このページで取り上げているような体はイラストだけれども顔だけがダンスするというオープニングムービー用のテンプレートも公開されています。売り込みのようになってしまって申し訳ないのですが、実際こういったキャラクター系の作品をゼロから構築するというのは本当に骨の折れる作業で、その点を考えるとこのテンプレートは本当にオススメできるものと感じていますので、このページで詳細を取り上げさせていただきます。(実際、他の単純なオープニングムービー用テンプレートよりも開発に多大な時間がかかっています)

テンプレートのダウンロードはこちらから

https://player.vimeo.com/video/232138543?autoplay=1&loop=1&title=0&byline=0&portrait=0&background=1‘, ‘vimeo’,’VideoName’,400,300,0,’hqmedia’,”);” onmouseout=”hidetrail();” onclick=”hidetrail();”>http://www.nonnofilm.com/template/wedding/free-aftereffects/detail/ae_optemplate_dancing-trial.htmlプロフィールムービー自作素材

ダンスイラストオープニング – dancing – AE版

ゲストの写真を使ってみんなで踊るオープニングムービー!おもしろ楽しい雰囲気で元気に披露宴を始められます。差替えも簡単!

テンプレートの使い方は?

このテンプレートはAfterEffectsを利用することで利用が可能です。体験版のソフトウェアでもテンプレートの利用が可能ですので、まだお試しでない方は体験版から合わせてのご利用がオススメです。

写真の差し替え

ダンスイラストオープニングムービーテンプレートを開くと、内部に写真やコメントを差し替えるために領域が予め用意されています。まずは写真から差し替えを行いましょう。差し替えたい写真のタブ(After Effects ではコンポジションと呼びます)を選択し、内部に挿入されている写真をキーボードの[Delete]キーで削除してから、お好みの写真を挿入します。

このオープニングムービー用テンプレートでは、ダンスするイラストの顔部分を差し替えるための写真領域が用意されていますので、その部分に当てはまる、顔がアップで撮影された写真を選択して差し替えます。差し替えが出来るとそれだけで本編に自動的に反映されるので、編集作業はこれだけで完了です。

実際にどのような動きをしているかは、プレビューウィンドウの再生ボタンから可能です。実際に動くイラストと合成した結果がどのようなものになるのか確認してみましょう。

blog_op_dance_3

コメントの差し替え

コメントの差し替えは、写真の差し替えよりも簡単です。コメント差し替えようのタブを展開したら、お好みのコメント選択してダブルクリックします。するとそれだけで文字入力の出来る状態となりますので、お好みのコメントを入力します。こちらも入力を行うだけで、自動的に本編に反映されます。どのような見た目になっているのかプレビューパネルから確認を行ってみましょう。

blog_op_dance_4

アレンジもOK

キャラクターの複製

このダンスイラストオープニングムービーでは、内部に挿入されているキャラクターの構造がそのまま活きた状態でファイル内に格納されています。初心者の方には少し意味が分かりにくいかもしれず申し訳ありませんが、キャラクターの構造が活きた状態で格納されていると言うことは、つまり動画フッテージや画像連番として書き出されたものではない平面レイヤーとキーフレームもしくはエクスプレッションの状態であると言うことです。

ということは・・・、出来る方ならお分かりかと思いますが、複製やアニメーションの変更もし放題な構造というわけです。このオープニングムービーでいうと、冒頭の新郎や新婦がダンスするシーンでもっともっと大量にゲストの人数が全員入るほど複製してみたり、一人ひとりの衣装デザインを変更して・・・例えば全員裸とフンドシにして祭りの踊りをさせてみたり・・・といったオリジナリティある編集が可能です。
技術や時間にゆとりのある方は、色々アレンジをして編集を楽しまれると良いかも知れません。

blog_op_dance_5

ダンスの変更

ダンスするアニメーションの動きも変更が可能です。これらのアニメーションは全てキーフレームやエクスプレッションで制御されていますので、必要な方は内部のデータや座標を調整して、このみの動きに変更することも出来ます。ヨサコイ祭りやネブタ祭りといった地方独特の祭り踊りネタの振り付けなどを盛り込んでみても、結婚披露宴を大いに盛り上げる表現となるかもしれません。

blog_op_dance_6

まとめ

ただ単に差し替えて終わりでそれ以上は編集が出来ないというわけではありませんので、是非ダンスするイラストの動きを変えたり、人数を変更したり、衣服のデザインを変えたり等々で、オリジナリティに富んだ編集をお楽しみ頂ければと思います。このダンスイラストオープニングムービーのアレンジに関しては、After Effects そのものの操作方法や合成・キャラクター理論にどの程度精通しているかで、単純な差し替えから先に進んだ高度な編集が出来るかどうかに差が出てきます。初心者の方でも、基本的な写真やコメントの差し替えは問題なく簡単に出来ることと思いますので、作品の構成がもしお気に召すようでしたらご利用いただければ幸いです。余裕のある方は、さらに進んだアレンジ編集も楽しまれてください。

良いオープニングムービーが出来るといいですね。

関連する記事

Comments are closed.

Post Navigation