結婚式のエンドロールにコメントは必要でしょうか?エンドロールには名簿一覧だけでよいのか、コメントもおひとりおひとりに付けるべきなのか、とても悩ましい点です。結婚式のエンドロールでコメントを付けようとすると、実際にとても手間と時間がかかります。しかし結婚披露宴当日に感謝の言葉を実際に近づいてお伝え出来ないケースも多いことを考えると、エンドロールに感謝のコメントを付けるかどうか悩んでしまいます。コメントをつけていないエンドロールも実際にはとても多く存在しよく上映されています。このページではエンドロールにコメントは本当に必要なのか、コメントなしのエンドロールについて考えます。

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結婚式のエンドロールにコメントは本当に必要?

結婚式のエンドロールには写真単位でコメントを付けたり、出席者一覧のクレジットにコメントを挿入したりと様々なパターンがあります。コメントは本当に必要なのか、コメントがある場合とない場合とで印象や作成の手間にどの程度違いが出てくるかを考えます。

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エンドロールで伝える感謝の言葉

結婚式で上映されるエンドロールは主に「感謝」をテーマとして作成されることがとても多いです。しかし感謝のメッセージを全員分考えてエンドロール内に入れ込もうとすると、果てしない制作時間がかかってしまいます。

結婚披露宴に参加していただいた感謝の言葉を会場で実際にお伝えできれば良いのですが、時間の限られた結婚披露宴ではほとんどゲストと直接対話できる時間がありません。感謝の言葉を伝えきれない事も考慮して予めエンドロールに入れておくことを考える新郎新婦様も多くおられます。

しかしエンドロールのコメントはつけてもつけなくてもどちらでも大丈夫です。たくさんの写真を並べるだけでも結婚式の締めの演出としてはしっかり役目を果たすことが出来ますし、何よりコメントを添えないエンドロールを作るカップルも少なくありません。

コメントの有無で変わる印象

コメントありの場合

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エンドロールのスライドショーにコメントを添えると、とても丁寧で律儀な印象を受けます。実際にゲスト側である自分の写真が映し出されて感謝のコメントが表示されていると、少し照れ臭い気持ちと共にとてもうれしい気持ちがわいてきます。

コメントを添えながらの感謝のエンドロールの場合には、ゲストの写真がメインとなる構成になりやすいので、ゲストもエンドロールの内容によりいっそう入り込みやすくなります。

しかし作るときの手間は本当に増えます。すべてのゲストの方の写真を用意できれば公平性が保てるのですが、当然写真を用意できないゲストの方も出てきます。そうなってくると写真の無いゲストの方へのコメントをどのように表示するのか、特定の人にだけ感謝のコメントを載せるというのに違和感を覚えられる新郎新婦様もおられます。

名簿一覧のエンドクレジットにコメントを添えることで写真の有無に関係なくコメントを表記することも可能ですが、コメントを大量に入れ込むことでスクロール速度が速くなってしまい結局コメントが速すぎて読めないという問題も初心者の方のムービーではしばしば起こります。

印象はとても良いのがコメントありのエンドロールですが、しっかり作りこまないとかえって見づらいエンドロールになってしまうというのもポイントとして覚えておきましょう。

コメントなしの場合

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コメント無しで見るエンドロールの場合は、写真や動画に集中してみることが出来るのでゲストはとても気軽に見ることが出来ます。情報量が写真や動画に制限されてシンプルになるので、ゲストが内容についていきやすいという点もポイントになります。エンドロールにコメントは必ずしも必要ではないという事が実際に披露宴会場での反応を拝見させて頂くとよく分かります。

挨拶や感謝のコメント無しでスライドショーをメインとしたエンドロールで自作される方もとても多いのが現実です。感謝の言葉は披露宴の最後の新郎からの挨拶の言葉で直接伝えることが出来るので、あえてエンドロールの中に含める必要はないと考える新郎新婦様もおられます。

コメントを入れ込むことで情報量が多くなりすぎてしまい、エンドロールのメインとなるスライドショーや動画の部分がボケてしまう事を気にされる方もおられます。

感謝のコメントがあってもなくても好印象

結論を申し上げると、エンドロールにコメントはあってもなくてもゲスト側は基本的に好印象を持ってくれます。ゲストの写真を表示するだけでもゲストは恥ずかし嬉しい気持ちでいっぱいになります。

エンドロールの上映タイミングは結婚式の終盤の、花嫁の手紙や両親への花束贈呈などと続く感動的な演出のさらに最後です。そのころ結婚披露宴会場は感動のまさにピークの状態ですので、基本的なスライドショーを上映するだけでも涙を流すゲストもたくさん出てくる時間です。

感謝のメッセージどうしてもエンドロールに入れ込みたいのであれば入れて良いですし、時間がかかったりクオリティに疑問が出るようであればコメント無しという選択もまた良いものと言えるでしょう。あまり形式にとらわれ過ぎずに自由に作りたいエンドロールを作ってみましょう。

素敵なエンドロールが完成するといいですね。素晴らしい結婚式の最後を飾れることを願っています。

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