結婚式のエンドロールでは結婚披露宴に参列してくださったゲストの方々の名前を入れてクレジット表記するというのが一般的になっています。しかしこの名前の表示を実現するためには、ゲストの皆様の名前一覧をしっかりと漢字間違いなく用意して、失礼のない順番に整理したりと手間がかなりかかります。結婚式の準備にはエンドロール以外にもたくさんのものがありますので、時間が足りなくなってしまったときには、省くことが出来たり力を抜くことが出来るポイントを色々知っておくと良いでしょう。時間のかかるエンドロールの名前もなしや簡素化する方法がいくつかありますので見ていきましょう。このページでは名前無しで作るエンドロールについてまとめられています。

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エンドロールを名前なしで作る

結婚式のエンドロールでは結婚式に参加してくださったゲストの方々の名前をスクロールさせて表示する形が一般的になっています。しかしこの名前の表示では漢字を間違ってしまわないようにしっかりと全てを確認したり、立場や身分を考慮した順番の並び替えなどでとても時間がかかってしまいます。そのためエンドロールの名前を一切なしでエンドロールを作りたいというご要望が時々出ることがあります。名前無しのエンドロールについて考えてみましょう。

エンドロールは名前無しでも作れる

エンドロールムービーテンプレート - スケッチブック

結婚式のエンドロールをエンドロールらしくしている要素の1つが、名前のスクロール表示です。これは映画のエンドロールやドラマのエンドロールをモチーフに作られているためで、映画やドラマで制作に携わった人々を紹介する事を模して造られているためです。多くの方がエンドロールといえば、名前の一覧が表示される画面を想像されるはずです。

しかし結婚式のエンドロールでは、撮って出しエンドロールの影響もあって当日の結婚式の様子をドラマチックに上映するムービーという認識もある程度定着しています。結婚式が行われる前のお化粧シーンや写真撮影シーン、結婚式の入場シーンなどを色々と盛り込んだ撮って出しエンドロールではメインとなる動画フッテージの力がとても強いので、名前の一覧よりもムービーの方に視線を奪われます。名前の一覧との画面内でのレイアウト共存を考えても、名前が無い方がムービー全体がよく見えて見やすいというメリットも出てきます。

名前が必ずしも表示されないエンドロールでは写真タイプのエンドロールよりも、撮って出しエンドロールの方が多くなっています。

写真タイプのエンドロールでも名前無しで作れる

黒板エンドロールムービーテンプレート - blackboard

撮って出しではなく、写真タイプの事前に編集しておくタイプのエンドロールでも名前無しで作ることは可能です。しかし撮って出しエンドロールとは違って写真のエンドロールの場合には画面構成がシンプルになりがちなので、写真の見せ方や内容にもかなりこだわる必要が出てきます。単純なスライドショーでコメントがほとんどない場合、なんのために上映されているムービーなのか理解できないゲストの方も出てきてしまう可能性があります。出来るだけ結婚式のエンディングを飾るムービーであることを理解しやすいように、写真の見せ方には工夫を行いましょう。

動画を使いながらエンドロールを作る

手書きイラスト風エンドロールムービーテンプレート - illust

写真よりも動画のほうが情報量が多くなるので、名前の一覧を無しで作るエンドロールの場合には写真よりも事前にとっておいた動画をたくさん使った方が見ごたえのあるエンドロールになりやすくなります。当日の結婚式の様子を撮影する撮って出しエンドロールタイプ以外でも、事前にロケーション撮影しておいた動画や写真を使ったエンドロールも人気です。生い立ちを紹介するプロフィールムービーや入場前に上映するオープニングムービーでもよく行われている動画を使ったムービーですが、これをエンドロールでも実現させることが出来ます。

事前に海外ウェディングで挙式だけ上げてきたケースや前撮り写真や動画といった用意があれば、それらをたくさん使って作ることで名前の一覧が無くても見ごたえのあるエンドロールを作ることが出来るでしょう。名前がない分色々と工夫をしないと、そもそもエンドロールとして認識してもらえなかったりゲストが最後に退屈してしまう可能性も出てきますので、内容や構成はしっかりと検討しましょう。

名前がないエンドロールでは構成や内容に気を配る

結婚式のエンドロールを名前無しで作るというのは数は比較的少ない方ですが、実際に作ることは可能です。しかしエンドロールを名前無しにする場合には「エンドロールらしさ」が欠落した単なるスライドショーになりがちなので、名前の代わりに結婚式のエンディングを飾るムービーらしさが漂う構成やデザインを取り入れた方が良いでしょう。

写真だけでは情報量が少なくて退屈しがちな単純なスライドショーになりがちなので、事前に撮影して用意できる動画があれば、それらの動画をたくさん使ってエンドロールを作ってみると良いかもしれません。

エンドロール作りで最も手間のかかる部分が名前の表示とコメント関連なので、それらをまとめて全てなしにしてしまうという発想はとても納得できる発想です。しかし返って構成や見せ方で迷う点がたくさん出てくるのも事実なので、これらの点も考慮しつつ最適なアイデアを取り入れてください。

名前が無くてもしっかり伝わるエンドロールが作れるといいですね。

素敵な結婚式ができますように・・・。

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