結婚式でエンドロールを上映することに決めたけど、その構成はどんなものなのか決めかねている方も多いかもしれません。結婚式のエンドロールでは基本的な形がありますので、基本の形をベースに構成をアレンジしていくと自分たちらしさもあるエンドロールを作ることが出来ます。このページでは基本的なエンドロールの作成方法や構成・内容や流れについて整理してご紹介しています。

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結婚式のエンドロールとは?

どのようなムービー?

結婚式の最後にゲストへの感謝のメッセージを伝えて、会場全体を感動的なムードに包み込みながら結婚式を締めくくる映像演出です。新郎新婦の退場と組み合わせて、退場前であったり退場後のゲスト送迎の準備までの間に上映されたりしています。

基本なテーマは「ゲストや家族への感謝」なので、結婚式の締めくくりが本当に感動的なムードに包み込まれる素敵なムービーです。

光の粒エンドロールムービーテンプレート - lightdots

テーマは主に「感謝」

エンドロールの基本となるメインテーマはゲストへの感謝です。もちろん別の内容をテーマにして全く新し形でエンドロールを作っていく事も出来ますが、基本の構成・テーマはとても大切なコンセプトとなりますので、感謝という基本のテーマを意識して構成を考えていきましょう。

エンドロールの基本構成

エンドロールの構成に関して厳密なルールはありません。新郎新婦の思い描くように作っていく事が出来ますが、広く大勢の新郎新婦に受け入れられている基本的な形があります。

ベーシックな人気の構成

テーマは感謝とする点はどのようなエンドロールでもほとんど変わりはありません。基本的にはゲストを紹介したり感謝の言葉を表記したりしながら、写真を使ったスライドショーを上映していきます。出席者の名簿一覧をエンドロールのエンドクレジットに見立ててスクロール表示させるというのも一般的な標準構成です。

  1. 感謝のメッセージで始まり
  2. 新郎側のゲスト紹介と感謝
  3. 新婦側のゲスト紹介と感謝
  4. 再度感謝の言葉で締めくくる

というのが基本的な流れです。この基本的なエンドロールの構成をもとに、足したり引いたりしながら作られていくパターンが多いです。それぞれの構成を細かく見てみましょう。

冒頭の感謝のメッセージ

冒頭の感謝のメッセージ部分では、結婚式に参加していただけたことや数々の頂戴した祝福への感謝の言葉で始まる事が多いです。実際に利用される感謝のメッセージは例えば以下のようなものです。ストレートにご出席いただきありがとうございます、という感謝の言葉が使われるケースが多いかもしれません。

  • 本日はお忙しい中ご出席いただき誠にありがとうございました
  • これから二人で力を合わせて幸せな家庭を気付いていきます
  • 本日は誠にありがとうございました

新郎側のゲスト紹介

新郎側で招待したゲストを偉い方から順番に並べて紹介していく割と順番に厳格なパターンや、順不同でフランクに紹介していくパターン、テーブル毎に区切りながらグルーピングしてスライドショーを合わせて紹介していくパターンなど様々です。基本となる新郎ゲストパートの構成は以下のような流れです。

  1. 主賓級ゲスト
  2. 会社グループ役員順
  3. 友人グループ順不同(写真と順番をリンクさせたり)
  4. 親族
  5. 最後に新郎側の家族

という構成がスタンダードなパターンです。

新婦側のゲスト紹介

新婦側のゲスト紹介も基本的には新郎と同じですが、新郎側と新婦側とではゲストの方のメンバー構成や人数にずれがある場合も多いです。新婦側の招待人数が少なかったり、逆にとても多かったりする場合には新郎側と構成が少し異なるケースもしばしばあります。しかし基本的な構成としては以下のようなものが多いです。

  1. 主賓級ゲスト
  2. 会社グループ役員順
  3. 友人グループ順不同(写真と順番をリンクさせたり)
  4. 親族
  5. 最後に新婦側の家族

最後の感謝のメッセージ

新郎と新婦それぞれのゲストを紹介して感謝のコメントを書いたら、そのあとに感謝のメッセージやキメの写真でエンドロールを終了するパターンが基本的な構成となっています。最後には感謝のメッセージを表示することも多いですが、同時に最後らしいタイトルを表示して締めくくるパターンも同じくらい使われる構成のパターンです。最後に新郎新婦の名前を表示して締めくくるパターンも王道の基本構成と言えるでしょう。

  • これから二人で幸せな家庭を築いていきます
  • 本日は誠にありがとうございました
  • 新郎〇〇 新婦〇〇 〇〇〇〇年〇月〇日

エンドロールの終わり方

ゲストを紹介したり感謝のメッセージを表示したりしながらスライドショーを上映していった後に、最後にエンドロール全体を締めくくります。感謝の言葉を表示してそのまま終了することも多いですが、より最後”らしさ”を出すために、タイトルを表示して終了するという構成もしばしば利用されます。

代表的なタイトル表記

タイトルの表示と共に写真も表示して終了するというパターンも多いですが、その際に利用されるメッセージタイトルは以下のようなものがあります。

  1. Fin
  2. The  End
  3. Happy Wedding
  4. Just Married
  5. It’s a new beginning
  6. 〇〇〇〇年〇月〇日
  7. おしまい
  8. 本当にありがとうございました

エンドロールの構成は自由です

エンドロールはある程度全体に受け入れられている基本的な形がありますが、必ずしもこの通りの構成で作る必要は全くありません。似たような構成であってもオリジナルの要素を足したり引いたりして、さらに新郎新婦のお二人らしいエンドロールに作りこんでいく事ができるでしょう。

動画を使ってみたり、結婚式当日の映像を入れ込んだり、2次会の案内を入れ込んで結婚式からの流れをそのまま2次会につなげたり、エンドロールを上映するお二人の目的によって、使い方や構成も様々変わってきます。

エンドロールは花嫁からの手紙や両親への花束贈呈などの結婚式のハイライトとも言えるクライマックスの感動シーンと続けて上映されることが多いので、結婚式全体の感動の思い出とともにしみじみと涙を流しながら見られる方もとても多いムービー演出です。感動の雰囲気につつまれた素晴らしい結婚式だったと実感する瞬間でもあるので、とてもおススメです。

是非新郎新婦のお二人の希望に沿ったエンドロールを作成して、感動的な結婚式の締めくくりを行われてください。

素晴らしい結婚式になるといいですね。

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